1949-05-27 第5回国会 参議院 本会議 第36号
これらが整理せられないのだから、迷惑を蒙むるものは國民であるというようなこと等を指摘せられまして反対せられたのであります。これに対しまして、岩本君は、修正したい点は沢山ある。併しながら政府が責任を以て今後尚十分の、立派な案を作るということを言うておる以上、これを潰してしまうわけには行かないのである。
これらが整理せられないのだから、迷惑を蒙むるものは國民であるというようなこと等を指摘せられまして反対せられたのであります。これに対しまして、岩本君は、修正したい点は沢山ある。併しながら政府が責任を以て今後尚十分の、立派な案を作るということを言うておる以上、これを潰してしまうわけには行かないのである。
而してその一番被害を蒙むるものは國民自身である。裁判所だけではなしに八千万の國民が困るということが、一番憂えられる点なのであります。私の意見はこれで終ります。(拍手) 〔國務大臣片山哲君登壇〕
又これを可能ならしむるものは國民全体がいかに自覚し、いかに意欲するかということであると考えておりますので、ここに全國民的な協力態勢を盛り上げて頂くために諸般の施策を講じて行きたいと、かように考えておるわけであります。
日本の産業を発展せしむるものは、國民全体の力である。国民の総力というものを、こういう場合に発揮して貰わなければならない。そういう意味から申しまして、労働運動が最も健全に産業発展政策の線に副うて労働運動が進まれなければならないと考えて、その健全なる発展を指導いたしたいと考えて労働省の発足をいたしておるような次第であります。